写真や画像の著作権無断使用の賠償額は?フリー画像の注意点なども!

みなさんは、自分のブログやホームページなどをもっていますか?

文字だけのブログやホームページでは殺風景なので、やっぱり画像は必須だし、ビュジュアルでお洒落なコンテンツを作りたいもんですね(^^)

でも、フリー画像では時間ばかりかかってしまってイメージに合うものがなかったりもしますし、もともと数も少ない中から探すので他の人や会社とデザインが被ってしまう心配もあったりしますね!

私も以前勤めていた会社でホームページを担当していたときには、やはりイメージ画像などをストックフォト会社から買って使っていましたが、けっこうなお金がかかりました^^;

私が勤めていたのは物件の管理もしている不動産会社でしたので、たとえば営業マンがオーナーと話している場面であるとか、ビルの清掃や電球を交換している風景など、やはり画像を使うとイメージを伝えやすいのでついつい多用したくなります。

最近は、インスタグラムやツイッターなど個人が撮影した写真もたくさん出回っています。しかし著作権とかなんとかいろいろと複雑でわかりずらいし危険な感じがしますよね(^^;

今回は、そんな写真に関する著作権や使い方についていろいろ調べてみました。「写真・画像の無断使用・転載の賠償額は?フリー画像の注意点なども!」と題してお送りしたいと思います。

それでは始めていきましよう!

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写真・画像の無断使用や賠償額など

さて、ついつい無断使用したくなる他人の撮影した写真などについてですが(^^;・・・

ふつうの写真の場合、著作権は撮影者にあるわけですが、それを無断で使っている時点で著作権者に無断でコピーしているため、複製権侵害、HPやブログで利用されている時点で公衆送信権侵害なども成立しているということになるようですので、「私の撮った写真を使わないください」→「はい、わかりました!削除しておきます!^^」みたいには簡単にいかない場合もあるようですし、著作権侵害の過料や賠償の金額も思いのほか高いようです。

著作権、出版権、著作隣接権の侵害は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金、著作者人格権、実演家人格権の侵害などは、5年以下の懲役又は500万円以下の罰金などが定めれれています。 また、法人などが著作権等(著作者人格権を除く)を侵害した場合は、3億円以下の罰金となります。

著作権の侵害については、「10年以下の懲役」又は「1000万円以下の罰金」とありますが、その両方を科されることもあるそうです。
じっさいに写真1枚で1000万円というのはなかなかないかもしれませんが、販売目的の写真に関しては1枚で40~50万円くらいはふつうにあるようですし、それでも十分高額ですので、使うまえに確実に著作権フリーの画像なのかはっきりしない場合は撮影者の承諾を得るか、はじめからあきらめて有料の画像を使うなど注意が必要ですね

フリー画像ならだいじょうぶなの?

一般的にブロガーの方は、画像・動画・文章を利用すると思いますが、Youtubeやツイッターは埋め込みされることを前提として作られているため、あまり問題はないとされているようですし、文章についても部分引用であれば多少なら問題にはならないようです。

なのでやはり一番問題なのは画像なのだと思われます。

たいていのブロガーの方は著作権フリーの無料サイトの画像などを使われているのではないかと思われますが、ここで注意しないといけないのは、著作権フリーだと思っていたら実は違っていて(勘違いしていて)使用したらあとから高額な賠償を請求をされるというパターンです(^^;

画像に関しては、部分引用というのも認められていないですし、特にグーグルの画像検索で出てきた画像をそのまま使ったりするのは、めっちゃヤバイってことですね!^^;

まして「著作権 フリー」とか「著作権 無料」とかで画像検索して出てきた画像をそのまま使うなんて絶体だめですので気をつけましよう!

特に販売されている画像については、相手が著作権で収入を得ている人たちですから簡単に引き下がってくれるはずもありません。

東京地裁の判決

一般に他人の著作物を利用するには,その著作権者の許諾を得ることが必要であるから(著作権法63条1項及び2項),他人の著作物を利用しようとする者は,当該著作物に係る著作権の帰属等について調査・確認する義務がある。したがって、被告又はEには、本件各写真の掲載に関し、少なくとも本件各写真に係る著作権その他の権利(以下「著作権等」という。)について調査・確認する義務を怠ったという過失がある。

判決の一部抜粋なので、なんかかたっ苦しい書き方ですが^^;・・・要するに「他人の著作物である写真を使う場合には事前に調査・確認する義務があり、それを怠った過失があるわけだからお金を払いなさい!」
・・・ということですね!^^;

「知らなかったんだし、そんな殺生なぁ~!」・・と言っても通用しないわけですので、そうなる前に十分に注意する必要があるわけです(^^;

まとめ

さて、ここまで「写真・画像の無断使用・転載の賠償額は?フリー画像の注意点なども!」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

じっさいのところブログに画像を入れようとしてもフリー画像は数的に限定されているし、なかなかイメージどおりのものが見つからないのも現実だと思います。

全ての土地に所有者がいるように、すべてのものに所有者がいるような感じです^^;

そんななかで「ここの土地は無料で自由に使っていいよ!」みたいなそんな都合のよいものがたくさんはないような気がしますね・・・

しかし、特にストックフォトの販売各社(PIXTAやアマナイメージズ・フォトライブラリなど)は、常にコンテンツの違法使用などに対して目を光らせているはずですし(そうしないと会社の価値自体が損なわれますので)、さらに画像の通常価格のほかに慰謝料なども取られることもあるわけで、これは会社側にも利点があると思われますし、そういうことに対応する部門があったり裁判にも慣れてるものと思われます。

いろいろ調べてみると、個人が起こした訴訟においても現在のところ原告側(写真を使われた側)が圧倒的有利な判決ばかりのような気がします。

痛い目に遭う前に、なるべく埋め込み前提のツイッターやYoutubeを使ったり、またははじめから有料のコンテンツを買うなど、くれぐれも著作権を侵害しないように留意して、楽しいネットライフを送っていただければと思います。

後悔先にたたず・・・ですので(^^;

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!

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