札幌市電2018の乗車料金や乗り方は?便利な割引や観光情報も!

皆さんは、札幌に路面電車(市電)が走っていることをご存知でしょうか?

調べてみたところ北海道・東北で路面電車が走っている都市は、札幌と函館だけで、全国的に見ても20ヶ所程度しか走っていないんですね。

札幌の路面電車は、明治45年に「札幌市街馬車軌道」という名前でスタートして一時期は25Kmにも及ぶ路線網がありました。

その後は札幌オリンピックにあわせて作られた地下鉄などにより年々縮小されて、現在は約9Kmほどになっていますが1日約25000人ほどが利用する市民の足となっています。

今回は、そんな札幌市電について「札幌市電2018の乗車料金や乗り方は?便利な割引や観光情報も!」と題してお送りしたいと思います。

それでは始めて行きましょう!

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札幌市電の乗車料金や乗り方は?

とつぜんですが、「初音ミク」をご存知でしょうか?

有名ボーカロイドの歌手というか音楽制作ソフトウエアですね・・・

じつは初音ミクの誕生地は札幌市。かってから札幌市内にある「クリプトン・フューチャー・メディア」というIT企業が開発しました。

そのためなのか札幌市電では、例年冬ミクがプリントされた(包装された)市電が登場して冬の風物詩となっています。

ちょっと話が脱線しましたが^^;そんな札幌市電は、2015年に途中で分断されていた大通(西4丁目)とすすきの間(約400m)を延長してつなげてループ化しました。

そのせいなのかどうかは分かりませんが、約2年後の2017年の4月から運賃が値上げとなりました。じつに25年ぶりとのことです。

これによって、大人料金が170円から200円へ、子供料金が90円から100円になりました。(全線一律料金なので、どこで乗ってどこで降りても同じ料金です)

しばらく市電に乗っていない方は、久しぶりに乗ると「えっ?」って感じになるかもしれませんね。(まあ、ならないかもしれませんが^^;)

乗り方については、車両の中央にある乗車口から乗って、車両の前方(運転手さんの横)にある降り口から降ります。

降りるときには、料金を料金箱に入れるか、ICカード(SAPICAのほか、※Kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、PiTaPa、ICOCA、はやかけん、nimoca、SUGOCA)で払います。


出典:札幌市交通局HP

私は札幌在住ですが、市電沿線に引っ越してきたときは地下鉄はだいじょうぶでしたが市電の乗り方がよくわからずに慣れるまでちょっと戸惑いました^^;

でも、慣れてしまえば、日中は6~7分間隔でやってくる市電はとても便利で庶民的な乗り物ですよ!

札幌市電便利な割引や観光情報も!

さて、札幌市電には「どサンこパス」という土日祝日等限定の便利な切符があります。
これはおそらくふだん市電を使う人以外知らないのでは?と思いますが、こんな感じです。↓


出典:札幌市交通局HP

土日祝日年末年始限定の一日乗車券(360円)です。

一日何回乗降りしても360円なので観光はもちろん、市電でどこかに行って往復するだけで通常料金より40円お得です。

どサンこパスは、市電が停車中に運転手さんに「どサンこパスください!」といえば売ってくれます。

ちなみに、どサンこパスのネーミングは、ど(土曜日の「ど」)さん(サンデーの「サン」)子(子供と一緒にの「子」)という意味(ダジャレ?)なんですね

市電の速度は約30キロくらいなので、のんびりゆっくり車窓の景色を楽しむことができます。もしウトウトしてしまっても200円以上はかかりませんし(笑)、市電が走っている沿線は山鼻地区と言い、札幌市の中でも早くから開けた地域で歩いて回るといろいろな発見があると思います。

やっぱりどサンこパスが最強ではないでしょうか?^^

1 大通のそばの西4丁目の電停から(電車の中からも)「大倉山ジャンプ競技場」が見えます。
  冬のオリンピックがあった札幌らしい風景です。
 
2 札幌市資料館(元札幌高等裁判所で大正15年に作られた石造りの歴史的な建造物です)や「北海道立三岸好太郎美術館」と「北海道立近代美術館」など(西15丁目で下車)

3 藻岩山 新日本3大夜景を見ることができる人気の観光スポットですね!(ロープウエイ入口で下車してすぐそばのシャトルバス乗り場からロープウウエイ乗り場へ)

4 電車事業所の見学 入場無料で市電の車両などを見学できます。職員さんがいろいろ教えてくれるそうですので、特に子供連れのご家族など楽しめると思います。(電車事業所前で下車してすぐそば)

他にも、レトロな狸小路、歓楽街のすすきのをはじめとして、札幌の古き時代の建物やお洒落な喫茶店、有名な飲食店など沿線には多数ありますので、ぜひどサンこパスでのんびりまわってみてください!

まとめ

さて、ここまで「札幌市電2018の乗車料金や乗り方は?便利な割引や観光情報も!」と題してお送りしてきましたがいかがでしたでしょうか?

現役車両は、古いもので1958年製(昭和33年製)が4両あって、レトロな雰囲気が味わえる反面、次に来る車両がどこまで来ているかをリアルタイムで知ることができる電光掲示板など、古いものと新しいものがうまく融合されていると思います。

札幌と函館と2箇所しかない歴史的な乗りものでもある札幌市電。旅の思い出ぜひいかがでしょうか?

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!

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