みなさんこんにちは!
今回は、私も時々行く札幌の伏見稲荷神社についてご紹介したいと思います。
どうして行くかというと、近所だからです(笑)なので地元民から見た観点も含めてお伝えできればと思いますのでよろしくお願い致します。
札幌伏見稲荷神社は、あの京都にある有名な京都伏見稲荷大社から分祀された稲荷神社です。
明治17年に分祀された当初は南5条東1丁目(いまのすすきの中心部の交差点から東側へ5丁行ったところなのですぐ近くですね)に作られ、その後、一度市内の琴似に遷座した後、明治40年に現在の札幌市中央区伏見2丁目に遷宮されました。
現在の所在地の住所である伏見もこの伏見稲荷神社が作られたことに由来する地名です。「ここに伏見稲荷神社を作るので、ここの地名を伏見にしよう!」ということですね
北海道の地名は、アイヌ語に由来するものが多いということはみなさんもご存知のとおりですが、札幌は歴史の浅い土地柄なので、もしかするとここ伏見のような感じで付けられた地名もたくさんあるのかもしれませんね!
ということで、今回は「札幌伏見稲荷神社のご利益は?願い石の由来やアクセス・ご朱印も!」と題してお送りしたいと思います。
それでは始めて行きましょう!
札幌伏見稲荷神社のご利益は?
ここまで読んでみて、みなさんはなにか疑問を感じませんでしたでしょうか?
私は、札幌の伏見稲荷神社のことを調べたときに、どうして2度も遷宮したのだろうかと不思議に感じました。
たぶんいろいろな時代背景なども影響しているのではと思いますが、じつは現在の所在地は風水の用語で「四神相応」(しじんそうおう)と言われる京都と同じ地相ということで、まさにパワースポットと言える場所なのだそうです。
これは、当然ご利益も期待できそうですね!
地理的景観が四神の存在にふさわしいすぐれた所。東に流水(青竜)、西に大道(白虎)、南にくぼ地(朱雀)、北に丘陵(玄武)が備わる土地。平安京の地勢がこれにあたるという
引用元:デジタル大辞泉四神相応
なので、おそらくこの風水的な理由も含めてこの地に決まったものと思われます。
朱色の鳥居がとても見事ですね!
特に天気の良い日に行くと空気も爽やかでマイナスイオンいっぱいという感じです。本当にパワーをもらえる気がする場所ですよ!!
実際社殿に行って行ってみると、わりとこじんまりとした小さな建物です。そして混み合うということはないのですが昼夜のどの時間帯に行ってもご年配の方から若いカップル、外国人の方まで、参拝される方が入れ替わりでポツポツと来られます。
じつは私もそうなのですが、なんとなくリピートしたくなる場所ですので、きっとほかの方達もそうなのかもしれないなぁと思ったりもします。
さて、ついつい話がわき道にそれてしまいましたが、ここ伏見稲荷神社のご利益については、京都の伏見稲荷大社のご分祀であることから、ご本家と同じと考えられます。
伏見稲荷大社の公式HPに記載のあるご利益としては、「商売繁盛」・「五穀豊穣」のほか「安産」・「万病平癒」・「学業成就」などです!
ちなみにですが、伏見稲荷大社の巨大な楼門を建てたのは豊臣秀吉なのをご存知でしたでしょうか?
じつは豊臣秀吉と稲荷神社とは縁が深い間柄です。秀吉の出世も稲荷神社のご利益だったのかもしれませんね!
札幌伏見稲荷神社の願い石の由来
札幌の伏見稲荷神社には、京都の伏見稲荷大社の「おもかる石」ならぬ「願い石」と言われる石があります。
北海道へ来たら一度来てみたかった、札幌伏見稲荷神社へ。
今年一年の感謝と来年も健康に過ごせるようお祈りしました。 pic.twitter.com/oNoLtKmYwL— ちーのぽん酢 (@chisaki_country) 2017年12月28日
右下の写真が「願い石」です。
京都の伏見稲荷大社の「おもかる石」に対抗して・・・ということではないと思われますが、由来としては、もともとは現在の敷地内に埋もれていた石なのですが「生き石」として大切にされ、願いを掛けると叶うことから祀られ始めたとのことです。ただし、お願い事をする際には、お願いの重さに応じて好きなことを我慢しなければならないそうですのでお願いの前に考えておかないとだめですね!^^;
札幌伏見稲荷神社へのアクセスやご朱印も!
札幌伏見稲荷神社へのアクセス
あまり便利な場所とは言えませんが公共交通機関の場合は、市営地下鉄円山公園駅からJR北海道バスロープウェイ線(界川先回り)に乗り、慈啓会前停留所で下車徒歩5分となります。
でも、一番便利でおすすめなのは自家用車ですね。駐車場が鳥居の入口ではなく社務所のすぐ横にありますので目の前が社殿ということになります。
私はここではまだ御朱印はいただいてはいませんが、きっと御朱印集めが趣味という方もいらっしゃるかと思います。御朱印については、社務所でお願いすればもらえるとのことですので参拝のあとに社務所に立ち寄っていただくのがいいと思います。
札幌伏見稲荷神社に行って、参拝したあと、御朱印をもらってきました。数多くの鳥居の下を散策し、身が清められたような気がします。 pic.twitter.com/JVHu8shUmq
— kazz (@kazz_bow) 2017年11月5日
まとめ
さて、ここまで「札幌伏見稲荷神社のご利益は?願い石の由来やアクセス・ご朱印も!」と題してお送りしてきましたが、いかがだったでしょうか?
札幌の神社といえば、どうしても北海道神宮を思い出してしまいますが、伏見稲荷神社もまた強力なパワースポットですので是非一度立ち寄ってみられてはいかがでしょうか?
それでは、今回はこの辺で、最後までお読みいただきありがとうございました!