みなさんは北海道石狩市の浜益地区にある「千本ナラ」というご神木をご存知でしょうか?
千本ナラとは、北海道石狩市の浜益地区にある推定樹齢820年、周囲が大きいもので4.8mもある3本のミズナラの木を言います。
人間の寿命というのはたかだか100年くらいですが、800年前ということはだいたい鎌倉時代くらいでしょうか?
そんなころからここ浜益の山の上の風雪の中で過ごしてきたナラの木なのです。
私も直接千本ナラに触れるとなにか神秘的な強いエネルギーを感じました。
この木は、ずいぶん前から「願いが叶う木」、「パワースポット」として主に周辺地域の信仰の対象だったようです。
平成4年にはTVの全国放送で紹介されて知名度がアップし年間5000人ほどが訪れるようになりました。
今回は、そんな千本ナラについて「千本ナラのご利益は?ご神木の由来や駐車場・アクセスについても!」と題してご紹介したいと思います。
それでははじめていきましょう!
千本ナラのご利益は?
最近、パワースポット、ご神木、ご霊木などとしても有名になってきている千本ナラですが、千本ナラは1本でも1000本でもなくて、実際には3本のご神木のことを言います。
その3本のナラの木の周りには、しめ縄が巻かれていて、そこにはたくさんの願いが書かれたしゃもじが差し込まれています。
そのしゃもじをよく見てみると「お金が貯まりますように」「無病息災」「宝くじに当たりますように」「商売繁盛」「受験合格」などあらゆる願い事が書かれていました。
しゃもじが供えられているのは、いつのころからか、ご飯を”すくう”と、悩みを”すくう”をかけられたものなのだそうです。
いろいろな悩みや病気から救って(すくって)もらうという語呂合わせのような感じなのですね。
ふつうの神社などとは違って、わざわざしゃもじを入手・持参してからここに来られる方がこれほどたくさんいるということはそれなりのご利益を期待できるからという気がします。
私も実際に樹皮に触れてみましたが、なにか強いエネルギー(気のようなもの)を感じました。なぜか不思議と自然にお願いごとをしたくなりました。
ご神木の由来や駐車場・アクセスは?
千本ナラは、林野庁によって「森の巨人たち100選」に、また読売新聞社が選定した日本名木100選にも選ばれていて本として出版されています。
千本ナラという名前の由来については、太い幹からまるで千手観音のようにたくさんの枝がでていることからそう名づけられたそうで、じっさい天気の良い日の木漏れ日が漏れる光景は神々しい雰囲気があります。
もともと、千本ナラがご神木・ご霊木とされた理由については、樹皮に直接触れて願い事をしたり、葉で患部を撫でると病気が良くなったことから徐々に信仰を集めてきたということが由来となっているそうです。
アクセスについては、鉄道やバスがとおってないため、自家用車やレンタカーとなります。
札幌市からだと車で約80Km(1時間半くらい)です。
国道231号(オロロンライン)を北上し石狩市浜益区毘砂別(びしゃべつ)を左折して約10分くらいです。
左折後は道が狭くてカーブが多いので特に対向車には十分に注意してください。
駐車場については、森の巨人100選と書かれた道端の看板沿いに約10台分の駐車場があります。
アクセスはあまり便利ではありませんし、駐車場も決して広くはないですが渋滞したり、駐車場が足りなくなるとはまず考えられませんの安心してください。
まとめ
さて、ここまで「千本ナラのご利益は?ご神木の由来や駐車場・アクセスについても!」と題してお送りしてきましたがいかがでしたでしょうか?
石狩市は札幌市の隣町で、比較的気軽に立ち寄れる距離かと思いますし天気の良い日はオロロンラインの景色も格別ですよ!
ぜひ立ち寄って、ご神木に直接触れてパワーやご利益をもらってくださいね!
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。